足浴

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先日、温泉場で「足浴」を体験しました。いや~~気持ちいいんですよね。

「足浴」とは、ひざ下の下腿部だけをを温泉につける入浴法であります。

「足浴」を 利用すると、衣服を着用したままで、読書しながら、また語り合いながら 温泉の効能を得ることができるメリットがあります。

怪我や病気などで全身入浴できない場合でもからだを温める効果が期待できます。そして、リラックス効果から入眠改善も期待できます。

足浴による生理的効果については,皮膚表面温度, 皮膚血流量,心拍数,脈波,瞬目活動,脳波 ,血中免疫等の指標を用いることにより,保温効果 や自律神経活動への影響,免疫系の効果に関する報告が 多数あります。

山梨医科大学人間科学基礎看護学講座 清水祐子ら(2001)の若年健康女性を対象に仰臥位(仰向けに寝ること)足浴による心臓自律神経活動の変化の研究論文があります。

この研究論文によると若年健康女性について,仰臥位(仰向けに寝ること)足浴開始時,一時的に 交感神経活動の亢進が起こります。

その後、足浴中から足浴後 にかけて,副交感神経活動の亢進が起こる結果となったといいうことです。

このことから,仰臥位(仰向けに寝ること)足浴は結果的に副交感神経活動を より優位にさせ,リラックス効果をもたらすことが結論づけられています。

ここで注意しなくてはいけないことは、足浴開始時に一時的ではあるものの交感神経が高まり、心臓の心拍数も急上昇する可能性が起こるということです。

この足浴での年間の事故も多数あるようです。

60歳代以降の方で、狭心症や心房細動などを患っている方は、バスなど移動後すぐは膝から下、下腿部の血流が粘性が高くなり血液循環が悪くなります。

その状態で足浴で温まることによって、血栓が出来やすくなるので注意が必要になります。

ですから、準備運動として少し足首や膝を動かしたり、つま先立ちの運動などを行ってから足浴で温まるといいでしょう。

それから、シャワーなどでまず慣れさせてから足浴に入るといいかもしれません。

足浴も準備運動が大切なんです!