圧迫骨折 考えにくい発生例

みなさん圧迫骨折という言葉、聞いたことありますか?

脊柱spinal columnは体の軸となる主要な骨格であります。脊椎と呼ばれる、首の骨(頸椎)7個、背骨の胸の骨(胸椎)12個、腰の骨(腰椎)5個、骨盤の骨(仙椎)5個、しっぽの骨(尾骨)3~5個で分かれています。

この脊椎の中でも圧迫骨折は、頸椎、胸椎、腰椎で起こり、頻繁に多い症状として胸腰椎移行部において生ずることが多いんです。イメージでいうとこの辺です。

脊椎骨盤

この圧迫骨折、若年者の方は外傷といって高所から転倒してお尻(臀部)から落ちた時や自転車やバイクから滑って転倒して発生します。

60歳以降では、足を滑らせて転倒をして尻もちをついて、発生するというのが圧倒的ですね。私も17年の現場生活で、応急処置や往診にて緊急搬送のお手伝い、その後のリハビリと頻繁に対応させていただきました。

さらに年齢の高い75歳代以降の高齢者ですと、老人性の骨粗しょう症が進んでいるために通常では考えにくいパターンでこの胸椎、腰椎の圧迫骨折が発生します。

考えにくいパターンその1:両手に買い物袋合計キロ数3キロ段差を昇る際、急激に腰に違和感で圧迫骨折発生。

このパターンその1は、両手に荷物を持ち、段差を昇る際、ステップに足を上げ、胸椎腰椎に必要以上に力がかかって発生したパターンです。

考えにくいパターンその2:様式のトイレで普通に座って用を足したら立ち上がれなくなり往診にお伺いしたら発生していた。

これ、トイレに座るまで前兆まるでなし。だけどいざ立ち上がろうとしても立てない。それもまったく。

この場合、座った際に発生したのか?用を足しているときにお腹の腹圧で発生したのか?どちらで発生したか、定かではありませんが経験上あります。

考えにくいパターンその3:タンスの引き出しを開ける時、ちょっと着物がひっかかっておりグッと引っ張ったら、そのまま崩れ落ちたパターン。

このパターンその3は、タンスの引き出しを開ける時、グッと引っ張ったら胸椎腰椎の前方に一気に力が加わり、圧迫骨折を引き起こすパターンです。

考えにくいパターンその4:立っていて横にあるちょっと重いかばんを持ち上げた際、発生したパターンです。

これも急激に横からの力が、胸椎腰椎にかかり圧迫骨折が発生するパターンです。

考えにくいパターンその5:70代中盤の方が、くしゃみをしたら発生したパターン。

これも急激な腹圧、胸圧がかかった際に胸椎腰椎が耐え切れず発生するパターンです。

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これらパターン以外にも何パターンが特異な圧迫骨折発生例がありますが、考えにくいパターンは、ほぼこの5パターンで占められます。

このブログをお読みになっていらっしゃる方で、病院や接骨院、整体院、カイロに通っているけど、全然良くならないという方がいらっしゃったら、一度、圧迫骨折を疑うべきです。

そして圧迫骨折専門の整形外科で調べてみてはいかがでしょうか?私の経験上、結構な数の方がいらっしゃいました。

1度レントゲンを撮影したときは、問題なかったけれど角度を変えて撮影したら、圧迫骨折というよりも、信じられない箇所が欠けて骨折していたなんてことずいぶんと経験させていただきました。

頑固の腰痛には、必ず理由があります。その1つとしてこの圧迫骨折を疑ってくださいね。

もしそれでもご相談の際は、こちらまでどうぞ→http://jiyugaoka-c-c.com/contact