睡眠と自律神経の関係 2015年6月24日 by portal 不眠や睡眠障害でお困りの方は、日本で約2400万人いると言われています。 なかなか寝付けない途中ですぐ目が覚める起きてもなんだか疲れが抜けていない昼夜逆転しているなどなど・・・ 改善目指していろいろ試すもののなかなか効果がみられない・・。 病院に行って睡眠薬を服用してみるもやっぱり効果がはっきりしない・・。 これらの原因は、すべて自律神経のバランスの乱れによる体温調節が狂ったことによるものなんです。 自律神経が乱れるとホルモンのバランスが乱れます。 そのためからだの中の深部の体温が調整できなくなります。 薬を飲んでも睡眠が改善しないのは自律神経による体温調節に狂いが生じているためです。 睡眠は、からだの体温と密接に関係します。昼間14時~18時ぐらいの時間帯までが1日のうち体温が高い時間になります。 夜になるにつれ体温が低下していき寝る前には、熱を放散して寝る準備に入ります。 睡眠でお困りの方を診ているとこの体温の調節がちょっと狂っている方がほとんどです。 本来、寝る前に体温が下がっていかなくてはいけないのに逆に体温が上がってしまい寝る準備ができていない状態になっています。 そのために不眠や睡眠障害が発生するのです。 まずは、自律神経の状態を知り自律神経の働きをアップすることが重要です。 自律神経の働きがアップすると睡眠にかかわるホルモンのバランスが安定します。 そして睡眠時における体温調節で重要なことは、放熱をして体温調節をすることですので、布団の通気性には配慮しましょう。 人は睡眠時に約コップ1杯分(約200CC)の汗をかくと言われています。敷布団の通気性が悪いと汗により湿度が上がるため、蒸れを感じます。 蒸れは心地よい睡眠の妨げになる要因の一つです。その為、冬場ももちろん、夏場でも湿気がこもらない通気性に優れた素材が理想です。 その点モットンと呼ばれる高反発マットレスは、発砲する泡の大きさを調整する事で、高い通気性を実現し、快適な寝心地となっております。 汗と空気が上から下へと流れやすい最先端の構造となっている為、湿気がたまりにくく、ムレにくい特性があります。睡眠には、体温調節による放熱が大きなカギになります。不眠や睡眠障害でお悩みの方は、ぜひ気にしてみてくださいね。